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【 オイル類と基材の使い方 】
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【 湿布 / マッサージ用ブレンドオイル / ローション 】

疲れたとき、怪我をしたとき、肌のお手入れに。
色々と役立ちます。


1.温湿布と冷湿布
2.ブレンドオイル(マッサージ用、塗布用)
3.ローション




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1.温湿布と冷湿布
湿布 精油やフローラルウォーターを使って

顔への湿布は皮膚、そして鼻や口などからも芳香成分が取り込まれます。
手間もかからず、すぐに出来ます。
リラックスしたい時にも良いですよ^^

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【 温湿布 】は血行を促します。
月経痛、肩こり、腰痛、頭痛などに良いでしょう。

< 冷湿布 >は炎症や腫れを抑えます。
筋肉痛、火傷、日焼け、目のかゆみなどに良いでしょう。

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<方法>

まず洗面器、もしくはボウルを用意してください。

【 温湿布 】の場合はお湯に、

< 冷湿布 >の場合は蒸留水(またはフローラルウォーター)に、


エッセンシャルオイルを1~2滴落とし、すこしかき混ぜます 

タオルやハンカチ(化粧用のコットンなども大丈夫です)などを入れ、
取り出した後、しぼれば完成です。

水面の精油がタオルの表面についていると思いますので、
その染み込んでいる面を内側にしてしぼると良いでしょう。

目の周りでしたらフローラルウォーターだけ、精油を使わなくても良いです。

痛みのある部分、疲れている場所に当ててください。
それからそのまま10分くらい、ゆっくりと休んでください。


・火傷の場合
ラベンダーウォーター / ローズウォーター(なければ蒸留水など):50ml
エッセンシャルオイル:8~10滴(0.4~0.5ml/)
で作ったローションが効果的です。

炎症がある場合などは場合、氷を使った冷湿布でもよいでしょう。

重度の火傷の場合、特にショック状態をともなう場合には、
緊急に医師の処置が必要です。
直ちに病院へ行くようにしてください。


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2.ブレンドオイル(マッサージ用、塗布用)

ブレンドオイルを作る時、精油の希釈濃度は基本的に3%以下にしましょう。
参照⇒◇ ブレンドオイルの基本濃度・計算方法

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<用意するもの>
●お好みのエッセンシャルオイル
●お好みのキャリアオイル
★ビーカー
★ガラス棒
★漏斗
●保存用ガラス瓶(出来れば“遮光瓶”、青や茶色の色つき瓶が良いです)

(★は別なものに代用してもかまいません。
ビーカーの代わりには清潔なコップ、計量カップなど。

また、ガラス棒はかき混ぜるためですので、代わりにガラス製のマドラーなど。
それも無い場合は、やさしくゆっくり容器ごと円を描くように回し、混ぜてください。

漏斗は保存用の容器に移すとき、容器の種類によってはあると便利です。
特に無くても注げますので、無理に使う必要はありません。

保存しない、その時使う分のみ作るのであれば、
保存用ガラス瓶はいりません。)



<オイルの混ぜ方>
まず先に、作る量からキャリアオイルの量、そして精油の濃度を計算しましょう。
そうすると精油が何滴必要かわかりますよね。
(計算方法は<2.濃度の計算方法>をご参考ください。)

混ぜ方には

【 ★ ビーカーにキャリアオイルを入れる
     ↓
それから精油を入れてゆき、入れる種類が代わるごとによくかき混ぜる 】


【 ☆ ビーカーに精油だけを入れる
     ↓
精油だけで良く混ぜ合わす(ビーカーをやさしくまわす)
     ↓
キャリアオイルを加えて撹拌する 】


という方法があります。
お好みの方法で作ってみてください^^


化粧品や香水とは違いますので、出来上がりの香りには
それほどこだわらなくても良いかも知れません。

香りにも気をつけたい方は、細かく1滴毎に香りをかいでゆくと良いでしょう。
実際に1滴で、ぱっと全体の印象が変わる場合がありますから。


☆ブレンドオイルの保存
ブレンドオイルは何回分かをまとめて作っても良いでしょう。
そういった作り置きの場合に気をつける事は
◇ オイルの保存方法にもありますように、

・遮光瓶で保存
・冷暗所に保存
・そして1ヶ月以内に使いきれる量を作る事


を心がけてください。

また、柑橘系のエッセンシャルオイルは特に劣化が早いです。
出来れば使うたびにブレンドオイルを作るか、
1週間などごく短期間で使いきれる量だけを作ると良いでしょう。

【 注意!マッサージをするべきではない時があります!
こんな時は、マッサージを避けてください。
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3.ローション
顔の手入れにも使えますし、日焼けや火傷、外傷などなど、
様々な使い方が出来ます。

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<用意するもの>

★ 【 ミネルウォーター、湧き水、蒸留水、鉱泉水または脱イオン水など。
もしくはフローラルウォーター 45ml
顔に使用する場合48ml
キャリアオイル等無しで、水のみの場合50ml

フローラルウォーターの例:
スキンケア:ラベンダー、ローズ、ネロリ(オレンジブロッサム:オレンジフラワー)
火傷、日焼け:ラベンダー、ローズ
切り傷、外傷:ラベンダー、ウィッチヘーゼル(ハマメリス)” 】

★ 【 無水エタノール、グリセリンまたはキャリアオイル5ml
顔に使用する場合2ml

注意:火傷、日焼け、外傷の場合、キャリアオイルは入れないでください。
脂肪分の多い軟膏もです。肌が“焼けて”しまいます。 】

― ここまでの合計50ml ―


★ 【 あなたのお好みのエッセンシャルオイル
~10滴(1%)
顔に使用する場合~5滴(0.5%)


★ 【 保存用遮光瓶

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<方法>
まずは遮光瓶にエタノール、グリセリン、キャリアオイルなど入れます。
それから精油を入れ、良く混ぜましょう。

それから水を入れて混ぜ合わせれば、完成です。

ビーカーにから、保存容器に移してください。
保存容器中に水を加え、ふたを閉めます。
良く混ぜ合わせてください。

(作成日/使用したエッセンシャルオイル名と使用量
などを書いたラベルを貼っておくと良いでしょう。)

火傷、日焼け、外傷用のローションの場合や、
グリセリン等が手元に無い場合は、
水類と精油だけ混ぜ合わしても大丈夫です。



特に火傷の場合は、
ラベンダーウォーター / ローズウォーター(なければ蒸留水など)
50ml
エッセンシャルオイル
8~10滴(0.4~0.5ml)
で作ったローションが効果的です。


炎症がある場合などは場合、氷を使った冷湿布でもよいでしょう。


【 重度の火傷(特にショック状態をともなう場合)、
また傷口が深い場合や出血の多い時、
そういった場合は緊急に医師の処置が必要です!】





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