キャリアオイル web辞典 > オリーブ
オリーブ
○ キャリアオイル ○
名前 オリーブ OLIVE
学名 Olea europaea
科名 モクセイ科
抽出部分 果肉
抽出方法 圧搾法
原産地・分布・生産地域
原産は地中海地方です。
現在はイタリア、南フランス、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、
トルコ、イスラエル、モロッコ、チュニジア、
そしてカリフォルニア、メキシコ、オーストラリアでも盛んに栽培されています。
香り、色および特徴
暗い緑色をしています。微量の緑色色素クロロフィルがあるためです。
また少し粘り気があり、重いです。低温で凝固します。
独特の果実特有の香りがします。オリーブオイルの香りです＾＾
タンパク質、ミネラル、ビタミン、必須脂肪酸のα-リノレン酸が豊富です。
アボカドやウィートジャーム（小麦胚芽）と同様、混合しても良いでしょう。
他の軽いオイルにおよそ２０％、1：5くらいの割合でしょう。
成分構成（%は含有率）
オレイン酸（55～83）、リノール酸（11）、α-リノレン酸（0.7）
身体への効能・効果・効用
鎮静、緩和、軟化作用があります。
火傷、捻挫、打ち身、打撲、虫刺されに。
かゆみ止めに。
オリーブオイルには軽い収斂効果、弱い殺菌作用があります。
歯槽膿漏の歯茎のマッサージに。
独特の香りと重さがありますので、
クライアントおよびセラピスト双方とも、好まれない場合もあるようです。
注意・禁忌
ふけ症のケースで、乾燥した頭皮にオリーブオイルを塗布した場合、
悪化してアレルギー反応を起こす場合があります。
また局所への塗布は、過敏症を起こす可能性があります。
目に入ると、しみます！
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(´ー`)σちょこっと小話を
オリーブの木は大変長寿です。数百年間、生きていることもあります。
実際、樹齢１５年を過ぎてから果実を実らせます。
そしてその後、なんと数百年も続くのです！
銀緑色のオリーブの枝は、いつの時代にも平和の象徴とされてきました。
オリーブオイルは二度、圧搾されます。
二度目はどうしても、品質的に落ちます。
ですから品質にこだわらない物の製造に適しています。
最初の圧搾時、特に圧搾開始直後に抽出されたオイルを
“エキストラ バージン”オイルと呼びます。
この等級がアロマテラピーには適しています。
低品質のものは化学精製が施され、風味も色もありません。
このようなオイルはアロマテラピーに使用するべきではありません。
エキストラ バージンは香りが強いです。
料理で使用されるのでしたらサラダドレッシングや、
何か香り付けに使うと良いでしょう。
浸出油、つまりカレンデュラ（マリーゴールド）オイルや
セント ジョーンズ ワート（ハイペリカム）オイルなどのベースにもなります。
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