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ボルネオール
	エッセンシャルオイル(精油)					
	
	ボルネオール BORNEOL				
	学名:	Dryobalanops aromatica				
	科名:	フタバガキ科				
	種類:	高木				
	抽出部分:	木部				
	抽出方法:	水蒸気蒸留法				
	
【 原産地・分布・生産地域 】
	原産はボルネオ、スマトラになります。				
	
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】  	
色・形状はカンホールの含有量によって変化します。
白っぽい水のようなものから黒色で粘質のものまであります。
サッサフラスに似た、カンファーのような香りがします。				
	
ノート(香りの種類):	ベースノート				
	香りの度合い:	強				
	
【 主要成分 】
	ピネン、カンフェン、ジペンテン、d-ボルネオール、テルピネオール、
レジン、セスキテルペン類などです。				
	
◎ 心への癒し ◎
	神経疲労、ストレス症状に。				
	
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
	神経痛に。				
		風邪、熱、インフルエンザに。				
		感染症に。				
		気管支炎、咳に。				
		循環不全に。				
		リューマチ、捻挫に。				
		衰弱に。				
	
○ 肌へ ○
	切り傷に。				
		内出血に。				
		虫除けに。				
	
【 アロマテラピーでの作用 】
	抗うつ、鎮痙、穏やかな鎮痛、抗ウィルス、消毒、駆風、引赤、
(副腎皮質)刺激、(全身・心臓)強壮作用があります。				
	
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
	高濃度ですと、肌を刺激する恐れがあります。注意してください。				
	
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
					
	
 ちょこっと小話を(´ー`)
ちょこっと小話を(´ー`)いわゆる“龍脳”とも呼ばれます。
ペルシャ、インド、中国などでは、万能薬として珍重されてきました。
事実ペルシャの国王クロスロエスⅡ世は、龍脳をとても珍重しており、
バビロン王宮に宝物として秘蔵していたほどです。
(ちなみに発掘された時、なんと有機物質が完全な状態だったそう!)
中国ではミイラ作り、葬送にも用いられました。
また日本や中国では、ニスやインクを作るのにも用いられます。
マルコポーロやカモンイスに“病の慰め”とも呼ばれました。
ペストや伝染病、その他胃や腸の症状にも処方されました。
ボルネオールは芳香剤、そして殺虫剤としても広く使われてきた植物です。
また香りが虫除けとなるため、建物の建築材としても重用されました。
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