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メリッサ (レモンバーム)

エッセンシャルオイル(精油)

メリッサ (レモンバーム) MELISSA(LEMON BALM)
学名: Melissa officinalis
科名: シソ科
種類: 草木
抽出部分: 開いた花と葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法


【 原産地・分布・生産地域 】
原産は地中海地方。
現在は主に、イタリア、ハンガリー、エジプトで栽培されています。
エッセンシャルオイルはフランスが有名です。

【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】  

淡い黄色をしています。
軽く、さわやかでレモンのような、フレッシュな、グリーンな、
薬草のような、蜂蜜のように甘い香りがします。

ノート(香りの種類): ミドルノート
香りの度合い:

【 主要成分 】
シトラール、シトロネロール、オイゲノール、ゲラニオール、
酢酸リナリル、カリオフィレン、酢酸ゲラニルなどです。



◎ 心への癒し ◎
不安感、うつ、極度の緊張、神経性の緊張、ショックに。
ヒステリーに。
不眠症、偏頭痛、めまいに。
神経衰弱時に。

☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
喘息、気管支炎、慢性の咳に。
疝痛、消化不良、吐き気に。

○ 肌へ ○
アレルギー、虫刺され、防虫に。
湿疹などの皮膚症状に。

♀ 女性のために ♀
月経困難症に。



【 アロマテラピーでの作用 】
抗うつ、強壮、鎮静、神経鎮静、抗神経障害作用、鎮痙、
強心、血圧上昇、発汗、解熱、抗ヒスタミン、抗アレルギー、駆風、健胃、
殺菌、殺バクテリア、虫下し、虫除け、
子宮強壮、月経促進作用があります。 


【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
皮膚を刺激する場合があります。
必ず低濃度、1%以下に希釈して使用してください。
また大量に使用すると、麻酔作用があり、頭痛を引き起こす事があります。


相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
イランイラン、ジャスミン、ネロリ、バイオレット、ローズ、
カモミール、ラベンダー、ゼラニウム、バジル、マジョラム、ローズマリー、
ジュニパー、ジンジャー、グアヤクウッド、フランキンセンス(乳香)、ローレルなど、
フローラル系、シトラス系のオイル全てと合うでしょう。

Melissa officinalis 2.jpgちょこっと小話を (^o^)

“メリッサ”とはギリシャ語で“ミツバチ”を意味しますが、それにはこんな伝説もあります。


ティタン神族の一人クロノスは、横暴な父ウラヌスを殺して神々の王となった。
しかしウラヌスは死の間際、“お前もわが子に殺されるであろう”という予言をするのである。
その言葉に恐れをなしたクロノス。
彼は子供が生まれるたびに、わが子を飲み込んでしまう。

しかしある時、それ見かねた母親レアはクロノスに、石を身代わりとして食べさせる。
そうして彼の子供の一人、ゼウスは九死に一生を得たのであった。

父親から隠されて育つゼウス。
彼は半身半人のアマルタイアに山羊の乳を、
そしてその妹“メリッサ”から蜂蜜をもらって成長した。

たくましく成長したゼウス。
ついにはクロノスに飲み込まれていた兄弟たちを吐き出させ、力を合わせて打ち倒す。
やはり予言は実現したのであった。

彼が後のギリシャの神々の主神となるゼウスである。



この時メリッサが蜜を取っていた植物。
これが彼女の名前を取ってメリッサと名付けられました。

このクロノス(時間の神とは同名ですが違います)はローマではサトゥルヌスと呼ばれます。
ゴヤの作品に有名な「我が子を食うサトゥルヌス(クロノス)」というものがありますね。



レモンバームの“バーム”は“バルサム(芳香のある含油樹脂の意)”を縮めたものであり、
ヘブライ語の“バルスミン(油のかしら)”から来た語でもあります。

パラケルススはメリッサの心臓や対しての鎮静効果、
そして心に対する効果から、“生命のエリキシル(万能薬)”と呼びました。


レモンバームはローマ人によってイギリスに移植されました。
また14世紀ごろには、フランスのカルメル会修道女達がトニックウォーターに使用しています。


このレモンバーム(メリッサ)、偽和品も多いことでも有名です。
レモンレモングラスシトロネラなどを入れて
“レモンバーム”の精油として売られている事があります。

アロマセラピーで使われる真正のレモンバームは、
とても高価なエッセンシャルオイルの一つです。


2aroma.jpgこちらの メリッサ (レモンバーム) 、お勧めいたします。





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