アロマテラピー♪アロマセラピー

エッセンシャルオイル（精油）

ユーカリ　（ブロードリーフ ペパーミント ユーカリ / ダイブス）
BROAD-LEAVED PEPPERMINT EUCALYPTUS
学名： Eucalyptus dives var. Type
科名： フトモモ科
種類： 樹木
抽出部分： 葉と小枝
抽出方法： 水蒸気蒸留法


【 原産地・分布・生産地域 】
原産はオーストラリアとタスマニアです。
特にニューサウスウェールズおよびビクトリア州。
精油は南アフリカでも生産されています。

【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】　　
無色から淡い黄色をしています。
さわやかな、カンファーの様な、スパイス調の、ミント調の香りがします。

ノート（香りの種類）： トップノート
香りの度合い： 強

【 主要成分 】
ピペトリン（40～50%）、フェランドレン（20～30%）、
カンフェーン、シメーン、テルピネン、ツジョンなどです。



◎ 心への癒し ◎
神経疲労に。

☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
風邪、インフルエンザ、伝染病、熱に。
喘息、気管支炎、カタル症状、咳に。
のどの炎症、口内炎などに。
筋肉痛、捻挫に。
関節炎、リューマチに。
頭痛、神経痛、坐骨神経痛に。

○ 肌へ ○
怪我、切り傷、擦り傷、潰瘍などに。


【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
“ユーカリ オイル”は内服により毒性が生じます。
高濃度では刺激性がありますので必ず希釈してください。
またホメオパシー療法とは、併用できません。



【 アロマテラピーでの作用 】
鎮痛、鎮痙、鎮静、抗神経痛、抗リューマチ、抗ウィルス、消毒、
瘢痕形成、うっ血防止、消臭、浄血、利尿、去痰、
解熱、血糖値低下、殺寄生虫、病気予防、
発赤、刺激、駆虫作用があります。


相性の良いエッセンシャルオイル（精油）
タイム、ローズマリー、ラベンダー、マジョラム、コリアンダー、
レモン、レモンバーム（メリッサ）、レモングラス、
ジュニパー、パイン、シダーウッド、ベンゾイン（安息香）等と合います。

ちょこっと小話を （＾o＾）

この精油は主要成分の割合により、A・B・Cの3段階に等級が分かれます。

またシネオールを多く含むEucalyptus dives var. C、
ピペトリンを多く含むEucalyptus dives var. dives
といった、外見がそっくりな種類があります。

またラディアタ種Eucalyptus radiataとも似ています。

ピペトリンが多いオイルは溶剤として、
チモールやメントールを生産するのに利用されます。


最近では消臭剤、消毒薬、うがい薬、マウスウォッシュに使われます。

また獣医用以外、薬用として使われることは少ないようですが、
アロマセラピーでは稀に使われるエッセンシャルオイルです。


その昔、オーストラリアのアボリジニは葉を燃やし、解熱に使ったそうです。

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