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ガーリック

エッセンシャルオイル(精油)

ガーリック (ニンニク) GARLIC
学名: Allium sativum
科名: ユリ科
種類: 草木
抽出部分: 鱗茎と茎
抽出方法: 水蒸気蒸留法


【 原産地・分布・生産地域 】
原産はシベリアの南西部です。
そこから中央アジア、およびヨーロッパへ広まったようです。
北米へは帰化植物として分布し、現在、世界中で栽培されています。
オイルの主な産地としてはエジプト、ブルガリア、フランス、ドイツ、中国、
日本などが挙げられます。

【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】  

無色から淡い黄色をしています。
とても強い、刺激的な、いわゆるニンニクの匂いです^^;

ノート(香りの種類):
香りの度合い: 極強

【 主要成分 】
アリシン、二硫化アリルプロピル、二硫化ジアリル、三硫化ジアリル、
シトラール、ゲラニオール、リナロール、フェランドレンなどです。



◎ 心への癒し ◎
精神的な疲労に。

☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
身体全体の強壮に。
甲状腺の活動を規則的にします。
リンパ系の働きを活発化、解毒を促進します。
循環器系に。
脂肪の代謝に働きかけ、コレステロール値を低下させます。
動脈硬化を抑制します。
気道に対し親和性を持ちますので、流感、喉頭炎、気管支カタル、胸部の病気に。
消化管に。
胃の中の発酵と腐敗を抑止し、体内寄生虫を駆除します。
糖尿病に。
腎臓の結石を防ぎます。
捻挫、筋肉痛、リウマチ痛および神経炎を緩和します。

○ 肌へ ○
吹き出物、にきび、膿瘍、白癬など各種皮膚障害に。
潰瘍と腐敗性になった創傷を消毒する際に。
うおのめといぼに。



【 アロマテラピーでの作用 】
強壮、去痰、駆虫、血圧降下、血管拡張、抗硬化、血糖値低下、
抗ウィルス、抗感染、抗寄生虫、殺寄生虫、殺虫、殺菌、殺真菌、
疾患予防、消散、消毒、胆汁分泌促進、鎮痙、鎮痛、
発汗、瘢痕形成、鼻粘液排出、腐食、利尿作用があります。


【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
強力な精油ですから使用する場合はよく注意を守った上で、慎重に。
急性の肺の症状、消化障害に対する使用は避けましょう。
急速な解毒作用が身体にショックを与える場合があります。
代謝障害がある場合、湿疹のような皮膚障害に用いてはいけません。
人によっては感作作用を及ぼす可能性があります。
母乳保育をしている母親がこれを使用した場合、乳児が疝痛を起こす恐れがあります。
使用しない方が良いでしょう。


相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
これは……合わせない方が良いのではないでしょうか^^;

Allium sativum 2.jpgちょこっと小話を(^0^ゞ

ご存知“ニンニク”、さすがに強力です。
ですが当然、あのニンニクの匂い。
ですからあまり外用に適したオイルではないでしょう。

内服用に、カプセル状で売られています。


ガーリック、にんにくは魔術から身を守るとされていました。
吸血鬼(ヴァンパイア)や狼男(ワーウルフ)が嫌う事は有名です。

また古代においては力と勇気、そして長寿を授けるものと考えられていました。





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