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オールスパイス

エッセンシャルオイル(精油)

オールスパイス ALLSPICE
学名: Pimenta dioica
科名: フトモモ科
種類: 常緑樹
抽出部分: ☆葉 ★果実
抽出方法: 水蒸気蒸留法


【 原産地・分布・生産地域 】
原産は南米、西インド諸島などです。
主に中南米で生産されています。
その実はアメリカやヨーロッパに送られてエッセンシャルオイルが蒸留されます。

【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】  

☆葉のエッセンシャルオイルは、黄みの赤から茶色をしています。
スパイシーな、甘い香りがします。
クローブに似ています。 

★果実のエッセンシャルオイルは、淡い黄色です。
甘い、温かい、スパイシーな(ミドル)、さわやかな(トップ)香りがします。

ノート(香りの種類): ミドル~トップノート
香りの度合い:

【 主要成分 】
主成分はオイゲノールです。
葉には最高96%、果実にも60~80%も含まれています。
その他メチルオイゲノール、フェランドレン、カリオフィレンなど。



◎ 心への癒し ◎
うつ、緊張、ストレス、神経疲労などに。

☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
神経痛に。
腹部の膨張間、吐き気、消化不良に。
痙攣に。
悪寒に。
咳(のどの詰まる)、気管支炎に。



【 アロマテラピーでの作用 】
鎮痛、駆風、刺激、強壮、発赤、抗感染、抗真菌、抗ウィルス、
麻酔、消毒、筋肉のリラックス、場合により催淫作用があります。


【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
オイゲノールは粘膜を、時には皮膚も刺激します。
使用の際には必ず希釈してください。


相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
イランイラン、オポパナックス、ジンジャー、ラブダナム、
ゼラニウム、ラベンダー、パチョリ、ネロリなど。
オリエンタル系と合うでしょう。

Commiphora erythraea 2.jpgちょこっと小話を (^o^)♪

名前の“オールスパイス”。
何故この名がつけられたかといいますと、味に由来します。
クローブ、ペッパー、シナモン、ジュニパーなどを混ぜ合わせたような味なのです。
家庭用のスパイスとしても使われています。





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